マインドダイエット（PHP研究所）久瑠あさ美著（３）

第１章　「潜在意識」で肉体は思うがままに変えられる

意識的に「ダイエットしよう」「体型を維持しよう」と食事や運動をコントロールなどしなくとも、体型を維持するための行動を無意識に取っているのです。
４３ページから引用

潜在意識を味方につけることで、自然と《望む結果に向かった行動》を選択できるようになります。
私も身をもって実感していますが、無意識の選択ができているからリバウンドしないのだと確信しています。

痩せている人に体型維持の秘訣を聞いても、「特に何もしていない」と返ってくることがあります。
これは、意地悪しているわけでも何でもなく、痩せている本人は、無意識に選択しているので、「何もしていない」と本気で思っています。しかし、潜在意識の働きによって、自然と《痩せ続けるための行動》を選択しています。
これが、「何もしていないのに、痩せている」という現象を引き起こしています。
ダイエット塾の生徒も、ここがわかり始めるとダイエットが急激に加速し始めます。

ホメオスタシスはメンタル面でも働きます。脳のレベルでは、未来記憶、未来の自己イメージにリアリティを感じて、それが自分らしさであると認識しています。しかし、現状はその自分らしさとは異なっている。脳としては、その状態は極めて心地悪いわけです。すると、ホメオスタシスの働きによって、創られた未来記憶・自己イメージを回復・維持しようと潜在意識が動き出します。
４９ページから引用

この手の話は、わからない人には、さっぱりわからないでしょうね。^^;;
未来記憶という「なりたい自分」を如何に感じられるかが鍵です。まだ見ぬ「ダイエットに成功した自分」をリアリティたっぷりにイメージできたなら、ダイエットは８割成功したようなものです。

イメージの中の自分は痩せているのに、現実の自分は太っている。
この状態は、脳にとっては、心地悪い状態です。ここで、ホメオスタシスの出番ですね。あとは、自然と選択が変わり、行動も変わる、その結果、痩せるというわけです。
この方法をマスターすれば、どんな夢も実現しそうですよね。

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